東京タワーをつくった職人たちがすごい

東京タワー 本や映画

東京タワー

そろそろクリスマスシーズンも近づいてきた。この日は、日本中のどれくらいのカップルが東京タワーを利用し、愛を育むのだろう。普段何気に観ている東京タワーだが、これ作った奴ら凄いなと思い調べてみた。ちょっとだけ建設業界でバイトみたいな事やった経験あるので、一層凄さを感じました・・・。

 

Contents

東京タワーてそもそもなによ?

wikipediaより、

東京都港区芝公園にある総合電波塔の愛称である。正式名称は日本電波塔

正式名称なんてあったんですね~(無知)。

 

高さは333mで総工費約30億円かけての建設です。現在は、国内ではスカイツリーに次ぐ第二位の高さの建造物のようです。[

 

なぜ東京タワーを作ったのか?

すごく簡単にまとめるとこんな感じです。→

 

戦後、新しく誕生したTVは広まり人々の娯楽の一部となった。
東京タワーの建設以前は、それぞれの放送事業者は独自の電波塔を建設し番組の放送を行っていた。そのため、電波塔があちこちに乱立。東京都内に次々に建設される電波塔が東京の景観を壊すのではないかと懸念された。そこで、郵政省の浜田成徳が各局の電波塔を集約し、一本の巨大な塔を建てるという計画を打ち出したのが始まりだった。

 

 

東京タワーを作った人達って?

参考になりそうな動画があったのでこれは良いと思い視聴、

 

プロジェクトX挑戦者達より、
「東京タワー 恋人たちの戦い~世界一のテレビ塔建設・333mの難工事~」

プロジェクトX 挑戦者たち 東京タワー 恋人たちの戦い~世界一のテレビ塔建設・333mの難工事~ [ 久保純子 ]

価格:2,052円
(2016/11/10 13:17時点)
感想(0件)

この作品は研究者や設計者よりも、現場の職人達に視点をあてて作られている。

竹山正明・・・東京タワー現場監督
桐生五郎・・・鳶職人

この二人を主人公として、彼等の人生と合わせ紹介されている。

 

 

ちなみに作品ではあまり紹介されていないが、設計者は、

内藤多仲・・・東京タワー設計者

日本の塔設計の第一人者と呼ばれる程の人物である。

 

高所作業は危険が多い!

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鳶はやったことがありませんが、高所作業をした事のある自分にとって高いところでの作業での困難さは分かります。高所作業は本当に危険がいっぱいなんです。今でも高所から落ちて亡くなる方や、下半身不随になったという話も聞きます。

太陽に近い為熱い

まず高層マンションなどの屋上階など、かなり暑いです。ですから、作業員ってみんな日焼けして真っ黒ですよね。200~300mにもなれば鉄骨も熱さでヤバイことになってるでしょう。

雨で足場が滑る

雨が降ると足場は滑ります。本当に怖いです。資材なども滑って落としやすくなりますし、更に危険が増します。

風であおられる

作中でも出てきましたが、高所での強風は本当にあおられます。しかも、資材をもってると体が簡単に振られます。

上から物が落ちてくる危険

カッターなどの軽いものでも、重さで落下速度が増すので下にいる人には凶器に代わります。これも怖いです。

 

高所での危険は数えればきりがありません。職人さん達はこういう危険ととなり合わせで日々、作業しているのですねぇ。

 

観ての感想

作中では当時の工事現場での作業風景を捉えた映像が使用される。これを観ただけで、工事の困難さや怖さがひしひしと伝わってくる。

今の現場では殆ど見ないような(私が見ないだけで行っているのかもしれませんが。)作業風景。クレーンなど現在程、発達しているわけでもなく、そんな中で総量4000トンもの鉄骨を相手に作業。

 

しかも、200~300mでも安全帯をしていない映像が・・・。時代といえばそれまでだけど、考えられません・・・。

 

東京タワーは命を懸けた仕事の結晶だったんですね。凄く感動しました。

 

 

名言

この仕事には「命」を懸けなければなりません

現場監督、竹山正明の言葉です。東京タワー建設に挑む覚悟が伝わる言葉でした。

 

 

 

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