季節の変わり目や、冬に向かう時期は皮膚がかゆくなるという人は多いと思います。ただの乾燥ならまだ良いのですが、「脂漏性皮膚炎」これはかなりやっかいです。私もあぶら症の為、今もですがかなり悩んだ時期があります。実際にやってみて効果が感じれた対策をまとめてみました。
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脂漏性皮膚炎とは?
頭や顔面などの皮脂の多い部位(脂漏部位)や、腋の下などの汗や摩擦の多い部位に皮膚炎が現れる病気で、新生児期から乳児期にみられるものと思春期以降、主に成人にみられるものに分けられます。
成人脂漏性皮膚炎は青壮年期に多く、頭部から髪の生え際のフケと淡い紅斑、額や鼻翼部から時には顔面全体に広がる黄白色の鱗屑(皮膚表面からはがれ落ちる角質)がついた紅斑が特徴です。腋の下や鼠径部、前胸部や上背部のVゾーンにも同様の症状がみられることがあります。軽いかゆみを伴います。
出典:yahoo!ヘルスケア
僕も二十代前半はかなり症状に悩みました。とにかくかゆいし、湿疹は治まらない。ピーク時は本当に1日中かゆかったです。
特に頭皮だったのですが、紅斑が多いところはかきすぎて髪が薄くなってしまう程でした。
もう本当にきつかったです。今は、年をとったからなのか少し症状が軽くなってきましたが。
まぁ、かゆいですが。
皮膚科の先生も「年齢がいけば症状も軽くなるんですよ。」と言ってたのはその通りでしたね。
原因は?
皮脂の多い部位に常在するマラセチアなどの酵母による皮膚炎という説が有力です。成人では、ビタミンB群の不足や、肉体的・精神的ストレス、低温度・低湿度が悪化の原因になります。
出典:yahoo!ヘルスケア
私も、常在菌であるマラセチアが原因だと診断されました。先生いわく、「カビの一種」だそうで誰もがある程度はもっている菌だそうです。
あと、生活習慣も結構聞かれました。僕の場合は、1人暮らしで栄養の偏りも観られたのでビタミンを取るように言われました。
治療方法
治療指針としては、炎症を抑えるためのステロイド外用薬と、マラセチアの増殖を抑えるための抗真菌薬が基本となります。それに加え、かゆみの強い場合は抗ヒスタミン剤(内服)やビタミン剤(内服)を適宜使用していきます。
出典:ヘルスケア大学
基本的に塗り薬とビタミン剤などの飲み薬で治療を行っていくと思います。僕の場合、頭皮だったので塗り薬が結構面倒なんですよね。
外出するときなんてやっぱり頭皮に薬を塗って買物なんて結構嫌です。
飲み薬もビタミン剤なんで、即効性は無く、「飲んでる意味あるのか?」っていつも思ってます。
炎症の原因となるマラセチア菌は「マラセチアフルフル」とも言います。(フルフルなんて、なんとも可愛らしい名前ですが、もの凄いかゆみの原因なんで私は憎悪しかありません。)
このマラセチア菌を抑えるシャンプーでコラージュのフルフルシャンプーというのがあります。これは私の先生もおススメしていて、実際に効果があります。これは使った方がいいです。
僕が試して効果があったもの
コラージュフルフルシャンプー
医者もすすめるシャンプーです。僕はこれで大分かゆみが抑えられました。ただ僕の場合、使い続けると効果が感じられなくなってきました。毎日ではなくて、本当にかゆい時に使用するといいかと思います。
お茶風呂
これちょっと民間療法的なんですが、僕は効果が感じられました。
お茶っ葉をフィルターに入れて、湯船に投げ込みお茶の成分がでたら普段通りに入浴します。
お茶には殺菌効果があるという情報を聞きやってみたんですが、結構かゆみはとれました!
お茶のお湯を頭皮につけたりして入浴します。僕はかゆみがひどい時は湯船の中に頭ごとぶち込んで入浴してました!w
塩素除去シャワーヘッド
塩素が皮膚に与える影響も大きいと思います。いてもたってもいられなくなり、シャワーヘッドごと塩素除去できる物に変えました。
普段塩素の匂いがしていたシャワーから、塩素の匂いがしなくなりました!その結果、頭皮だけでなく髪自体のキシキシした感じもなくなりました。
特に都市部に住んでる人は塩素がキツイと思いますので、これは本当におススメです。
脂物を食べるのを控える
これはおそらく一番効果があったかも知れません。(俺、どんだけ脂物くってんだ。だって1人暮らしだと、揚げ物買うのが一番簡単なんで…。)
菜食に切替え2週間~3週間頃に効果が出始めます。まず、皮脂の量が間違い無く減ります。
ただ、ものすごい徹底しますよ。肉、揚げ物、魚一切取りませんでした。
本当に葉物オンリーの生活。ただ、これは断念しましたが(葉物高いですよ。あとエネルギーでない。)
バランスが大事ということですね!