年配の方々は良く「石の上にも三年」といいますね。まぁ、俗にいうところのゆとり世代である自分は「そんなん信られるかいな。」とずっと思ってました。でも最近になって、少しず周囲の友人が成果を出してきたのを目にし、「石の上にも3年」はあるかもなと思い初めてきました。
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石の上にも3年
【意味】石の上にも三年とは、つらくても辛抱して続ければ、いつかは成し遂 げられるということ。
【注釈】冷たい石でも三年間座り続ければ暖まることから転じて、何事にも忍耐強さが大切だということ。
「三年」は三年ちょうどの意味ではなく、多くの月日を表している。
「石の上にも三年居れば暖まる」ともいう。
【英語】A rolling stone gathers no moss.(転がる石は苔をむさない)
Perseverance kills the game.(忍耐が獲物を落とす)出典:故事ことわざ辞典
活躍し始めた友人達
A君:大手劇団で主役に抜擢
役者を夢見る者なら誰もが憧れる有名劇団に研究生として入所した友人。彼は学生時代、研究生のオーディションを何度か落ちているが粘り強く受験。
なんとか合格し4年後には主役に抜擢された。今、劇団で将来性が見込める若手俳優の1人に成長した。
学生時代の彼は演劇経験の浅い自分からみたら上手かったが、それでも才能がものをいう世界。彼より才能があり、上手いやつはごろごろいる。
その中でも、1度、2度のオーディションの落選でめげる事無く着実に実力をつけ、今や主役をやるまでに成長した。
公演のチケット、無料でもらえないものかしら。笑
Bさん:海外映画の吹き替えを担当
彼女は才能と実力があり、自分の周辺の役者陣の中ではトップクラスに上手かった。しかし、その才能をなかなか認めてもらえず、くすぶっていた。
しかし、今彼女は声優の事務所に所属し、海外映画の吹き替えやアニメの声入れの仕事をしているではないか。彼女はちょうど3年で今の状況を掴んだ。
今後の更なる活躍にめっちゃ期待している。彼女の場合、そのうち声優の講師とかにもなりそう。
C君:CMで大活躍!注目の若手俳優に!
現在、この人はヤバイ位に注目しだされている。僕もお世話になり、とても良くしてくれた俳優さんだったのでいつもその動向を気にしていた。
1年前までは全くの無名だったが、あるCMの仕事をしてから急激にその存在が世間で注目されるようになってきた。
彼の場合は、注目を浴びるまで5~6年程かかったが。
本当にやりたい事があるなら3年やってみるべき
僕は学校を卒業後しばらくしてから俳優を諦めてしまったが、彼等と同じ様にやっていたら「今どうなっていたかなぁ」と思う事がある。
生きていると様々な問題があり、各々やりたい事ができるかどうかは、個人が置かれている「条件」に左右される物だと思う。
しかし、条件が完璧にそろわなければ動けないというのであれば、おそらく一生動けない。
過ぎてこそ実感するが3年はあっというまだ。僕も後悔しない生き方をしたいものだと思う。
社会人に都合よく使われる格言はムシでいいと思う
本当に好きな事、やりたい事であれば成功した僕の仲間の様に3年続けられるだろう。
年配の人や、上司が言う「石の上にも3年」という都合よく使われる格言はムシしていいと思う。
自分も昔、「この仕事で3年堪えられなければ、どこにいっても通用しないよ。」という言葉をもらって、早々にその会社は辞めたが大丈夫だった。
普通に社会で生きている。通用している。こういう発言をする奴程、仕事は出来ない奴が多い。
「三年も石の上にいたら時代遅れになってしまう」
ホリエモンの発言だが、まぁ的を得ているなと思った。好きな物ややりたい事での三年は本人にとって相当の力になる。
しかし、嫌いな事でもなんでも「とりあえず3年やってみろ」みたいなのは良くない
現代は物事の流れるスピードが本当に速い。僕が社会に出た頃と今とでは全然世の中が違う。
今、何かを嫌々やっていて3年にとらわれているなら、そのものを見直したほうが良いかもしれない。
好きな事で石の上に3年がいいよね
世界に先駆けて高輝度青色発光ダイオードを発明・開発し、ノーベル物理学章を受賞した中村修二の本は面白いからおススメです。中村さんの名言です。
日本のエンジニアのみなさんには、本当に好きなことをだけをやって欲しい。私自身、青色LEDを発明できたのは、考えることが好きだったからです。だからこそ、時間のある限りどん底まで突き詰めて考え尽くしたんです。その結果、ブレークスルーできた。つまり本当に好きなことであれば、どんな苦労もいとわないはずです
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企業に勤めていた時の葛藤やあせりをはじめ、日本の教育や会社のあり方など著者の考えが書かれています。
好きな事ややりたい事が明確な人。これは幸せですね。
やりたい事が分からない
社会に出てからでもやりたい事や自分が何に向いているかは分からないものだと思う。
その時々によって考え方も変わるから、時々自己分析をしてみるのも良いと思う。
今は場所によってだがハローワークなどでも無料で自己分析できる端末などがある。
仕事で悩んだ時など、今の自分は何に興味があるのかを調べ結果を見てから、必要であれば転職してもいいと思う。
自分の考え方がどう変化しているのかを知るのも意外な発見があって面白いですよ。