12月1日は「世界エイズデー」検査行ってきたよ

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108146今日は世界エイズデーなんですね。実は自分も検査に行った経験があり、検査にあたってめちゃくちゃ心配でかなりHIVに関して調べまくった事があります。やっぱり小さな病気ではないし心配ですよね。

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世界エイズデー

世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)は、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています

出典:厚生労働省

 

HIV

HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことで、ヒトの体をさまざまな細菌、カビやウイルスなどの病原体から守る(このことを”免疫”といいます)のに大変重要な細胞である、Tリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染するウイルスです。HIVは大きく分けて、HIV1型とHIV2型があります。

出典:HIV検査相談マップ

HIVの症状

感染初期には初期症状としてインフルエンザに似た症状(39~40℃の発熱など)が出ることがあります。HIVに感染してから約2週間後に発症し、数日~数週間後には治まります。

 

人によって個人差がある事と必ず初期症状がでるわけではありません。仮に発熱があったとしても、ただの風邪である事もありますので、それだけでHIVに感染したと判断することは出来ません

 

<主な症状>

発熱、リンパ節腫脹、咽頭炎、発疹、筋肉痛・関節痛、下痢、頭痛、吐き気・嘔吐、体重減少、神経症状など

 

HIVは感染すると、数年~10年間の無症候期(潜伏期間)を経てエイズを発症します。潜伏期の間も体内ではHIVが徐々に免疫機構を破壊していきます。

 

しかし現代の医学ではHIVに感染していても、エイズを発症する前のHIV感染の段階で治療を開始できれば、失われた免疫力を回復させることで健康な人とほぼ同じの生活をおくることができます。

 

ですからHIV抗体検査による早期発見が重要となってきます。

 

 

エイズ

HIVがTリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染した結果、これらの細胞の中でHIVが増殖します。このため、免疫に大切なこれらの細胞が体の中から徐々に減っていき、普段は感染しない病原体にも感染しやすくなり、さまざまな病気を発症します。この病気の状態をエイズ(AIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)と言います。代表的な23の疾患が決められており、これらを発症した時点でエイズと診断されます。

出典:HIV検査相談マップ

HIV=エイズではない

エイズ (AIDS) とはHIVに感染した人が、免疫能の低下により上記引用にある23の疾患のいずれかを発症した状態のことをいいます。HIVに感染していても、この23疾患のいずれかを発症しない限りはエイズとは言いません。(23疾患に関する公式情報は、厚生省HPの後天性免疫不全症候群に載っています。)

 

エイズ発症までの流れ

 

HIV感染 ⇒ 感染初期 ⇒ 無症状期 ⇒ エイズ発症

 

感染初期には体内のHIVのウイルスが急激に増加しHIV感染の初期症状などがあらわれるケースがあります。ウイルスの量は一旦減り、無症状期状態(数年~10年間)に入ります。

 

この期間にもウイルスは増加しており、相手にも感染させる可能性がありますので注意が必要です。

 

感染経路は?

母子感染・・・・出産や授乳による感染によるもの

血液感染・・・・注射器の使いまわしによる感染

性感染・・・・・性行為による感染

 

感染の殆どは性感染によるもののようです。またHIVは感染力が弱いウィルスなので、空気や水に触れれば感染力を失うので、日常生活で感染することはほぼ無いと言って良いようです。
ただ、感染力のある体液が粘膜に直接触れると感染する可能性がありますので、100%感染しないとは言いがたいと思います。

 

国内HIV及びAIDS感染者の推移

aidsdate

出典:厚生労働省エイズ動向委員会によるもの 

 

データが古いが、国内感染はものすごい勢いで増加しているのが分かる。
ちなみに、感染確率は一般的に0.1~1%と言われているのだがこの増加率である。

 

HIV検査/AIDS検査について

 

aidsdatekikan

 出典:HIV検査相談マップ

 

検査は心配される行為から三ヶ月後に行わなければ正確な検査結果とはならない。
HIVウィルスに感染した場合、体内にHIV抗体ができるまでに3ヶ月の期間が必要となるからだ。よって、心配される行為から3ヶ月後に検査をする必要がある。

保健所での検査

全国の保健所または自治体の施設で性病の検査が行われています。 検査は原則無料となっており、匿名で検査を受けることができます。ただ、性病に関して限られた項目しか検査できません。主にHIV、梅毒、クラミジア、淋菌の検査が実施されています。(地方自治体によって異なる場合があります。一部有料である事も。)

 

検査日時が限定されているので、指定された時に行かなければなりません。

通常検査と即日検査

通常検査ですと、結果は1~2週間程度で分かります。料金は無料です。

 

即日検査は検査から数時間で結果が分かります。料金は無料ですが、検査項目が限定される場合があります。また、稀に陽性反応がでて再検査という事もあるようです。

 

こちらで全国のHIV検査が出来る施設や相談窓口がある機関をしらべられます。
全国HIV/エイズ・性感染症検査・相談窓口情報サイト

病院での検査

心配であればあらゆる性病を検査してもらう事が可能ですが、料金が発生してきます。また、匿名で受診できないので病院は良く選んだ方が良いと思います。

自宅検査

今は個人で検査できるキットがありますので、仕事などで都合がつかないという人は少し値段がかかりますが使用してもいいと思います。とりあえず検査してみて、時間に都合がついたら保険所や病院で検査してもらえば良いと思います。

まとめ

自分も恥ずかしながら乱れた期間がありまして、心配して検査をしました。結果は大丈夫でしたが、検査前の不安や結果が出るまで落ち着かない状態でした。

現代は治療により死に至る事は殆どないといわれていますが、一生に関わる問題ですので大切な人がいる方は特に調べた方がよいと思います。

 

 

 

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