正月に時間があったので、家にあったホリエモンの本と他に買っていない本を新たに買い足してひきこもりで読書してました。時間も限られていたので、かなりすっ飛ばして読んだ感はあるけど、印象的だった箇所をまとめてみましたよ。過去にさかのぼると出版された著書はかなり多いことに驚きました。
Contents
100億稼ぐ超メール術 (2004/11/26)
取り寄せたは良いものの、10年以上前の物なのでほぼ読んでないw ただアマゾンレビューを見た所、メールを使っていかに業務を効率化していくか、または業務及び社員管理を行っているのかが書いてあるよう。昔から、無駄を徹底して省く事を実践していたんですね。
具代的には、
メールによる仕事の一元管理
(1)1000人の部下を的確に管理する「日報メール」
(2)ムダな会議を消滅させ、活発な議論を生み出す「会議メーリングリスト」
(3)メールを徹底的にデータベース化した情報管理術
なんとなく想像はつくと思いますが、こういった類の事、今の会社組織で出来ているというと微妙ですよね。旧体制の会社なんてlineがいかに便利でも使おうともしませんもんね。
10年前にホリエモンがやっていた事さえ、現代の多くの会社で出来ていません。不毛な会議ばかりですね。
君がオヤジになる前に (2010/10/31)
ホリエモンが自信のブログやメルマガ、ツイッターなどで見かける、一般人が抱える悩みや、不安を取り上げアドバイスをしていく内容。悩みの相談者は、25歳、28歳、32歳、35歳の男性達。カバーは「カイジ」福本伸行氏の書下ろしで巻末に2人の特別対談も収録されている。
「思考停止したオヤジになるな」
僕が本書で定義する「オヤジ」とは、年齢的なものではない。あらゆること、家族との向き合い方や仕事への接し方、服装や体型に至るまでを、よりよき方向へ改善しようとすることを放棄してしまった者への表現だ。
お金はいつも正しい (2011/6/25)
フリーターで自分の行く末に悩んでいる青年とホリエモンが出会い、仕事やお金、生き方についてホリエモンの考えを伝えていく内容。
活字だけでなく、漫画も取り入れているので読みやすい。漫画部分だけ呼んでも、非常に役に立つ。
など著者が様々な媒体で語ってきた内容を、視覚的に理解できる。
ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら以外に役立った (2013/8/30)
塀の中にいた時に著者が読み漁った本の書評。
- 仕事・ビジネス
- 情報
- 生き様
- ライフスタイル
- 過去・現在・未来
に分類し、それぞれのカテゴリで読んだ本の感想を紹介していく内容。
しかも、読んだ本のチョイスが意外と面白い。
「成り上がり How to be Big」(矢沢永吉)や「PLATONIC SEX」(飯島愛),「外資系金融の終わり」(藤沢数希)などあるのは若干笑えたw
「風俗行ったら人生変わったwww」(@遼太郎)の書評内で、
恋愛なんて大学受験と同じで、テクニックだけでしかない
と言い切るホリエモンの言葉に、やっぱり恋愛工学でも勉強しようと思った安易な自分がいました。
ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく (2013/10/31)
「堀江貴文の自叙伝」的な一冊。
彼の幼少期の事、家庭環境、進学、大学入学、会社設立から現在まで、自分の生きる道を切り拓いていく過程など、彼が何を思って生きてきたのか描写されている。
この通りに生きればホリエモンの様になれるという事は無いのはあたりまえだが、人生の中で様々な状況に置かれたときの氏の考え方などは学べる。
読んで感じたのは、やっぱり頭がいい。普通とは違う。
これ読んで努力すればホリエモンみたいになれるかもとは思わないです。
というか思えないww
読んでいると彼の人生の節目節目で、「きっかけ」のようなものがある。
そして、なるべくしてスターダムにのぼりつめた感がある。
昔、有名な俳優が「俳優はなろうと思ってなるものではない。気づいたらなってるいるものです。」
と言っていたが、堀江貴文も気づいたらホリエモンになっていたのだろうと思った。
本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (2015/12/15)
上司に逆らえない、自分の意見が言えない、辞表を言い出せない、友達との会話が苦痛。
言いたいことをいえない、やりたい事ができないで悩んでいる人達に、自信が実践しているように「本音で生きる」という事を推薦している。
討論番組でもホリエモンは相手が年配者であろうと、バンバン自分の意見を言う。そんな姿をうらやましいと思う人は少なくないと思う。
どうしたら本音で生きられるのか?
- 言い訳しないこと
- バランスをとろうとしないこと
- 「自意識」と「プライド」を捨てること
が大切な要素であるとし、自身の体験や考えで説明していく。
プライドはなくなったほうが、みんなに愛される
これは本当にそうだよなぁ~て思うんですよねぇ。
自分なんか、バカの癖に変にプライドがあったりするので手に負えない始末です。
でも、本音を言うって言う事になると、組織の中では中々難しいものがありますよねぇ。
坂上忍さんみたいに、なんでもかんでも言うキャラクターでおまんまが食えるだったら良いのですが。
そうなる前に、破滅しそうですし 苦笑
君はどこにでも行ける (2016/3/31)
これはあんまり読み進められなかったです。海外に対する自分の引き出しが少ないからでしょうかね。
この本は、出所から2年半で計28カ国58都市を訪れてホリエモンが考えた仕事論や人生論、国家論が書いてあります。
巻末に漫画であるヤマザキマリさんとの対談も掲載されている。
日本はグローバルでは斜陽の国だ。
中国の経済力に押されて、世界での存在感がすっかり薄くなっている。
日本人というだけで、ジャパンマネーの恩恵を受けた既得権益層だった時代は、たしかにあった。アジア経済史での、過ぎ去った昔話だ。
対談を読んでいると、やっぱりイタリア人いいなぁ~と思いますよね。国が違うだけでこうも考え方や価値観って変化するんですね。よし、イタリア移住。