先日のニュースを見て、違法残業で企業に課せられる罰則金が30万以下だという事を知って愕然としました。
「違法残業」がなくならないのは罰則金が30万円以下と安すぎるからだ
Contents
違法残業は罰金30万以下
記事内の違法残業による罰金が30万以下というのもなんだか納得いかないですね。
運転者が酒酔い運転の罰則が100万以下ですから。これまで、酒酔い運転で多くの被害者が出たからこの罰金額になったとしたら、
ブラック企業による自殺も増加している現代、罰金額を上げても良いと思いますよね。
労働法が時代に合わないというなら、この罰金額も他の罰金額と比較しておかしい設定ですから、これも時代に合わないと思いますが。
中小企業社員は企業の告発ができない
大企業は従業員がハチャメチャに多いので、誰かが会社の内情を暴露しても、個人の特定はされにくいと思います。(大企業で働いたことがないので分かりませんが。)
それに引き換え、中小企業で変な動きをとった場合、特定されやすいので安易に内情の告発が出来ないというケースが多いと思います。
社長なんて毎日、顔合わせたりしますからねぇ。
だから、労基とか連合みたいな機関が定期的に巡回して欲しいものです。
軽く社内を回るくらいでいいですから、切に会社に来て、見て欲しいです。
先行世代の暴挙
会社の会長とかが、他の機関の○○長とかを兼任してやっていたりします。
簡単に言えば、民間の天下りといった感じでしょうかね?
地方だと本当に多いです。
地元のちょっと大きな会社の社長とかが、あちこちの機関に顔を出します。
しかも、高年齢の方々なので「昔の価値観」を押し付けます。
自分は過去にそれで成功したんだからといった具合に上からです。
あなたが成功した時代とは違うでしょ?と本当に思います。
権力をもった先行世代が横のつながりを保持したまま重要な役職に座り(しかも複数兼任)続けるので、労働の価値感覚が変わらない。
それにより、時代に見合った変更が出来ないというのも問題に思います。
以前の会社では遅刻で500円の罰金とかありましたからねぇ。(これも60代の役職者が勝手にに決めてましたね。その金はどこにいくのでしょうw)
会社が罰金を定めるのは違法なんですが、まぁやりたい放題やっちゃってくれてるわけですよ。会社の幹部にそういった人、意外と多いですよね。
中小企業にこそ調査を
今、国は大手企業の調査に力を入れていますが、中小企業にこそ徹底した調査を行って欲しいです。
タイムカードなし、上司の判断で休日出勤、残業代未払い、罰金とか当たり前に存在してますから。
日本人の働き方は限界だ
昔、カナダ人に「君は日本人だろ!?すごいなぁ、僕は君たちみたいな働き方は出来ないよ w」と言われた事があります。
「あぁ、日本人ってよくも悪くもこういう風に認知されているんだ….。」となんががっかりしました。
最近、「日本人の働き方はクレイジーだ。」とかいった海外からの声がようやく聞こえるようになってきました。
海外から見て「美しい国」に成れているんでしょうかね….。